学校・学科からのお知らせ

2015.12.05
情報化(ICT)施工技術の体験実習に参加しました。1/2
平成27年12月5日(土)
土木工学科2年と測量設計科2年の学生が、中部建設青年会議新建設産業創造委員会主催の 体験実習に参加しました。
実習では、西尾レントオール株式会社の方々に指導していただきました。

まず全員そろって朝礼を行います。実習の進め方、班体制、注意事項を確認します。
「今日も一日安全作業でがんばろう」


1つ目の実習は、「3次元設計データを用いた計測及び誘導システム 準推奨技術」です。
杭打ち(逆打ち)に特化したTSとAndroid端末をコントローラにして、1人で誰でも簡単に素早く杭打ちができる!測量器械です。

Android端末で杭打ちしたい点を選択すると、TSが自動で旋回します。そしてその方向に360°プリズムを持っていくと・・・
TSがプリズムをロックし、Android端末に誘導方向を表示してくれます。
丁張実習や境界杭復元などで苦労した杭打ちがウソのように簡単です! 学生諸君も杭打ちを経験した後ですので、このシステムの有用性に感動していました(*^_^*)


2つ目の実習は、「RTK-GPSを用いた転圧締固め回数管理システム」です。
転圧締固め回数管理による品質管理は、事前に試験施工を行い、適切なまき出し厚と締固め回数を決定しておくことで、 本施工において必要な締固め回数を確実に行われれば、品質を確保できるとする方法です。

タイヤローラを操作するオペレータが、車載パソコンのモニタで締固め回数分布図を"色"で確認しながら、 施工と同時に盛土全面の締固め回数を管理することができます。
RTK-GPSを利用することで高精度の位置情報を取得しているため、何処を何回締固めたのかが判断できることもすごいのですが、
踏み残しも画面を見ればすぐ判断できることがスバラシイ技術だと思いました。



2/2 へつづく...。

・情報化(ICT)施工技術の実習を行いました。2/2