学校・学科からのお知らせ

2021.10.25
情報化(ICT)施工技術の体験実習に参加しました。その2
令和3年10月23日(土)
土木工学科2年と測量設計科2年の学生が、中部建設青年会議新建設産業創造委員会主催の体験実習に参加しました。

「RTK-GPSを用いた転圧締固め回数管理システム」
転圧締固め回数管理による品質管理は、事前に試験施工を行い、適切なまき出し厚と締固め回数を決定しておくことで、 本施工において必要な締固め回数を確実に行われれば、品質を確保できるとする方法です。
タイヤローラを操作するオペレータが、車載パソコンのモニタで締固め回数分布図を"色"で確認しながら、 施工と同時に盛土全面の締固め回数を管理することができます。
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「モーターグレーダー(ボブキャット)のブレードコントロールシステム」
自動追尾TSがブレード(土工版)に取付けたプリズムで3次元座標を取得することで、三次元設計データを基にブレードの自動油圧制御を行うシステムです。
ブレードの操作を自動に切り替えるとシロウトの学生さんでも職人技のように平らに敷き均すことが出来ます。
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「バックホウ ガイダンスシステム」
バックホウバケット刃先の現在位置と設計位置の差を視覚的に画面に表示し、掘削作業を支援するシステムです。
ブーム・アーム・バケットの角度を同時に調整して行う法面整形もガイドに従って行うと安心して作業ができました。
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土木施工管理技士の問題で出てきた建設機械が目の前にあり、施工管理やICT技術について理解を深めました。
追伸:
翌10/24㈰の2級土木試験は、今年度の制度改正によって施工管理法の問題が追加されました。過去問がないため、どんな問題が出題されるか心配しておりましたが・・・
№59「車両系建設機械を用いた作業」と№61「盛土の締固めにおける品質管理-工法規定方式」出題されました!おかげさまで全員合格出来そうです!!