
2年課程職業実践専門課程認定学科
土木も、測量も。
広く、深く学びたい。
測量は、地物や地形の状態を調査して図面に起こす仕事です。図面をもとに構造物を設計する技術を身につけ、土木、管工事、造園の2級施工管理技術検定も受験します。卒業と同時に測量士補の資格を得られるので、測量士への近道となります。
建築の土台を、
正確に測りつくす。
測量設計科では、地図をつくるための測量から土木設計、施工管理まで幅広い専門技術を総合的に学ぶことができるので、就職する際に測量会社か建設会社かどちらでも選択することができます。
また、公共事業の用地取得に必要な補償業務概論の授業も受講でき、測量の資格と共により有効に活用できます。

測量研究科への進学イメージ


卒業と同時に
"測量士補"を取得
本校は国土交通大臣の登録を受けており、測量設計科では卒業と同時に"測量士補"が、卒業後に実務経験を2年積むことで"測量士"が、どちらも無試験で取得できます。
測量士は、全国平均合格率約15%の難関国家資格です。

測量士を取得すれば、
独立開業も可能!
測量士が最低1人置かれていれば、測量業の事務所を開業することができます。つまり、測量士の資格を持っていれば、独立開業することも可能なのです。
授業紹介動画
学科の特徴
測量と土木両方の基礎を学べる
測量と土木・設計に関する総合的な知識と技術を学びます。測量業界・土木業界など幅広い就職が可能です。公共事業の用地取得に必要な補償業務管理概論の授業も受講でき、測量の資格と共により有効に活用できます。


実務経験2年で「測量士」
卒業すれば必ず「測量士補」
全国でも数少ない測量に関する専門の養成施設です。1年次から測量の専門科目を勉強し、卒業後、測量の実務経験2年で、国家資格である測量士を申請にて取得できます。また、国家資格である測量士補の資格が卒業と同時に取得できる国土交通大臣登録校でもあります。


最新技術と連携して、
理想のキャリアを実現。
公共インフラの整備や再開発プロジェクトなどに活用される測量技術を習得。最新のドローンやGPS(GNSS)技術とも連携することで、デジタル分野での活躍も可能に。


就職に強い専門知識を習得
地図をつくるための測量から、土木設計、施工管理まで幅広い専門知識と技術を学んで身につけることができます。よって、就職する際に測量会社か建設会社のどちらかを選択することができるため、様々な分野での活躍が可能です。



基礎から丁寧に学ぶ
測量に関する全般的な基礎知識を学習します。最新の測量器械を用いた測量実習の他、集中実習では山地や道路での測量を行い、実践的な技術を学びます。後期では測量ソフトを使用した計算や、CADによる地形図作製、GPS(GNSS)を利用した測量や3D CADなど、より高度な知識や技術を身につけます。



総合的な技能を習得する
測量だけでなく土木や設計についても学びます。土木構造物をつくるにあたり、最初に必要となる測量、そして設計・施工といった一連の知識や技術を習得し、各種施工管理技術検定の資格取得を目指します。前期には就職活動を兼ねた企業実習を行い、後期は2年間の集大成として、新設道路設計を課題とした卒業研究に取り組みます。


目標とする資格
カリキュラム
1時限 | 2時限 | 3時限 | 4時限 | 5時限 | 6時限 | |
9:30〜 10:20 |
10:30〜 11:20 |
11:30〜 12:20 |
13:10〜 14:00 |
14:10〜 15:00 |
15:10〜 16:00 |
|
月 | 測量実習 | |||||
火 | 情報処理・演習 | GNSS | 水理学 | 経理 積算 |
||
水 | 数学 | 写真 測量 |
数学 | 水準 測量 |
||
木 | 土質工学 | 構造力学 | 建設演習 | |||
金 | 多角 測量 |
地形 測量 |
多角 測量 |
測量 法規 |
建設 演習 |
キャリア 演習 |
2年次前期の例
情報処理・演習
コンピュータシステム、アプリケーションソフトの基礎と活用などコンピュータの活用能力について修得する
写真測量
一般理論、航空カメラ、図化機、標定点測量、空中写真測量、リモートセンシング、数値図化等について修得する。
水準測量
水準測量の概要および作業計画・準備、測定機器、観測、誤差、計算と成果表等の整理、作業管理について修得する。
土質工学
土の基本的性質より利用価値を調べる。
土の工学的性質より基礎や杭の支持力を求める。
各種試験の結果より施工管理方法の知識を修得する。
建設演習
土木施工管理技士の試験問題を参考に総復習し、土木施工技術者として必要な知識を修得する。
土木材料学
土木工学に必要な材料について、基礎的内容を修得する。
土木施工学
土木施工に関する実践的技術を修得させるための、安全管理、工程管理、土工機械、掘削施工、運搬施工、盛土と締固め、基礎工、擁壁、トンネル、演習を内容とする講義により、土木施工に関する実践的技術を修得する。
構造力学
構造物を構成する部材の大きさや断面の形状による力学的性質等の解析をする。また、「構造力学Ⅰ」で学んだ静定構造物の解法から発展させ、不静定構造物についても、より応力算定としては高度で複雑な計算知識と理論(固定モーメント法やD値法等)を習得する。崩壊荷重(耐力)を求める方法(仮想仕事法等)についても学ぶ。
多角測量
測定器械(トータルステーション及び汎地球測位航法衛星システム(GNSS)を含む)、選点、造標、埋標、水平角・鉛直角・天文方位角の観測、距離の測定、平面直角座標計算、三角・多角網平均計算(観測方程式法を含む)、測量の成果表について修得する。
地形測量
一般理論、細部図根点測量、細部測量、測量原図の調整、数値地形測量等について修得する。
鉄筋コンクリート工学
土木技術者に必要な鉄筋コンクリートの基礎知識と設計計算を中心に修得する。
応用力学
土木構造物の力学的性質および構造を理解し、設計に活用できるような技術を修得する。
製図・設計・CAD
擁壁の設計から土留壁、鉄筋コンクリートと力学や材料の特性を修得する。またCADでの図面作成、図面の読み方を修得する。
測量実習
測量の基本動作、基準点測量、水準測量等の測量作業現場における測量作業技術の習得並びに計算整理を修得する。
水理学
開水路・管水路の設計に必要な知識を中心に講義を進め、マニングの公式・ベルヌーイの式を確実に修得する。
数学
関数とグラフ、指数と対数、三角関数、ベクトル、微分法、積分法、行列について修得する。
科目名をタップ(クリック)すると、それぞれの科目の説明が表示されます。
様々な器械を使いこなす実習授業では、「⼟⽊」と「測量」の両⽅を基礎から応⽤までしっかりと学ぶことができます。また、データ技術を活⽤した実践型の授業は、社会で必要とされる先端技術を取り⼊れた学びができるため、これからの2年間が楽しみです。
⻑野県 飯⽥OIDE⻑姫⾼等学校 出身
廣瀬 博賢さん
