学校・学科からのお知らせ

2015.10.29
三重県の現場見学に行ってきました。
平成27年10月28日(水)
土木工学科1年と測量設計科1年の学生が、国土交通省 中部地方整備局のご協力を得て建設工事現場の見学に行ってきました。

まずは伊勢市の「宮川桜堤の景観に配慮した改修計画」の現場を見学します。

宮川は三重県内最大の河川ですが、流域は夏季を中心に豪雨をもたらす特性があり、沿川住民は水害との闘いの歴史を積み重ねてきました。
また、宮川桜堤は桜の名所としても有名であり、花火大会の会場としても利用され、伊勢神宮に関連した渡し場跡など、歴史・文化的資源がたくさんあります。
こうした背景に配慮しながら宮川桜堤の改修計画は進められてきました。


お昼は伊勢神宮(内宮)おかげ横丁の「岩戸屋」さんにて全員でいただきました。


午後は鈴鹿市の中勢バイパスの現場へ。
発注者の三重河川国道事務所の方々に、中勢バイパスの役割や機能などについて説明を受けました。
また、この現場は三重県内では2例目・全国でも10例目くらいのCIMの現場という事で、三重農林建設株式会社の皆様に「CIMを利用した施工管理」、「スマートフォンを利用した現場測量」、「全旋回工法による場所打ち杭」の説明と見学をさせていただきました。
1年生にとっては初めて聞く「CIM」や1人で現場測量が出来てしまうシステム、生コンの受け入れ検査の「スランプ試験」「空気量試験」を見学することができ、目を輝かせていました。