学校・学科からのお知らせ

2015.10.17
鉄道技術研修センターで鉄になる。
平成27年10月13日(火) 矢作建設工業株式会社 紀伊 保 氏のご協力を得て、土木工学科2年・測量設計科2年の学生を対象に、鉄道技術研修センターの見学会を実施しました。

2級土木施工管理技士の学科試験受験まであと2週間をきりました。
専門土木の分野で出題がある「鉄道工事」は、現場作業をなかなか見ることができませんので、学生さんには実作業のイメージがわかず問題を解くのが難しいのです。
 (それもそのはず鉄道工事は、終電から始発の間に行われているのですから・・・)

そこでプロの鉄道技術者が利用している施設で、土木技術者の先輩から直接教えていただこうという企画です。


軌道保守作業や軌道整備基準を学んだり


踏み切りを見ながら保安対策や列車防護訓練を学んだり


鋼製橋梁で橋梁工学も勉強できます。


駅ホームの安全設備をみたり


跨線橋から仮設足場を見学


土留め仮設工の鋼矢板が止水壁といわれることも本物を見れば納得

土木施工管理技士の問題と解説を片手に本物の施設を見ると理解度upです。



学生諸君も貴重な機会を得て、撮り鉄?になってました。
(いわゆる撮り鉄とは、電車の写真を撮ることをシュミとしている方々ですが、本校の学生さんは土木構造物に興味があるのです(^_^;)
ことわざに「鉄は熱いうちに打て」とあります。
意味は「鉄は熱して軟らかいうちに鍛えよ。精神が柔軟で、吸収する力のある若いうちに鍛えるべきである。」ですね。
土木技術者の卵である若い学生諸君は、「熱い鉄」になっていろいろな技術を吸収できたのではないでしょうか。
さらに鍛えて、2級土木施工管理技士の合格を目指します!!